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No code 福岡エンジニア 勉強する?
福岡でフリーランスエンジニアをしています。
今回はNoCodeについてお話しします。
NoCodeと言う言葉、聞いたことありますか?
文字通り、コードを書かないという意味です。
プログラミングをせずに、アプリを開発できるプラットフォームです。
プログラミングせずにアプリを作るということ自体は、
昔からありました。
あったけど、ショボかったんです。
今、注目されているNoCodeは、
十分市場のニーズに答えるレベルまでWebサービスを
作り込めると、そういうのを売りにしています。
なぜノーコードが注目されているのか
アプリ開発って、専門知識を持っているプログラマーが何人も集まって
何ヶ月もかけて作っています。
NoCodeだと文字通りコードを書かなくて良くなるので、
開発スピードが上がるのではないか、と
注目されています。
ノーコードの弱点
ただ、コードを書かなくていい、とは言っても、
NoCodeでアプリを作る為には、NoCodeのプラットフォームの
知識を新たに勉強する必要はあります。
といっても、新しいプログラミング言語を勉強するほどには
大変ではありません。
チュートリアルも用意されていますしね。
さて、ここで問題なのは、このNoCodeというサービスの勉強を
福岡はじめ地方のエンジニアはするべきなのか、ということです。
福岡エンジニアはNoCodeの勉強が必要か
結論、しなくていいと思っています。
なぜか。
新しいサービスは東京で広まり切ってから地方に広がるからです。
つまり、東京でNoCodeの案件が増えるのを待ってから
勉強を始めても全然遅くないということです。
東京の方では、Go言語とかKotlinとかの案件が増えつつあるようですが、
福岡にはそんな案件全然ないでしょ。
東京に浸透し切ってから、地方に広まる
というのが日本のIT事情なので、
地方でエンジニアをやるなら、変に新しすぎる技術に飛びついても、
その技術を生かせる案件が無いので、時間の浪費になってしまうんですよね。
ということでエンジニアとしては、
今現在地方でも案件が多い、Java、PHP、Ruby, Python、AWS、Git、Dockerなんかを
勉強していれば問題ありません。
今、NoCodeの勉強をするのは時期が早すぎます。
福岡でノーコードで稼げる人の特徴
ただし。
エンジニア以外の職業の人は、
NoCodeの動向はチェックした方がいいと、僕は考えています。
アプリ開発って、プログラマーに開発させるとめちゃくちゃお金がかかります。
僕は今フリーランスで月60万収入があるんですが、
決して、収入としては上の方ではありません。
福岡でも、月100万を超える収入のフリーランスエンジニアはいっぱいいますし、
東京だと、もっと上の収入の人もゴロゴロいます。
それぐらい、プログラマーの人件費は高いんです。
だから、福岡みたいな地方都市だけでチェーン店をたくさん持っている企業でも、
独自アプリを作るとなると、結構お金を用意しないといけない。
ですが、NoCodeだとプログラマーに頼まずに、自分で作ることが可能です。
NoCode自体は使うのにお金はかかりますけど、それでも
プログラマーを何人も何ヶ月も使うよりずっと安いです。
なので、それほどたくさんの機能は必要ないけど、あれば助かるアプリ
みたいなのを作れば、仕事を効率化できたり、
スマホアプリにすれば、集客に使えるかもしれません。
たとえば、独自のポイントアプリを作るとかですかね。
ポイントカードって皆さん持ってますか?
最近どんどんスマホポイントアプリに置き換わっていってますよね。
小さな店だと、スタンプをスタンプカードに押すタイプだったり。
あれはあれで味があっていい、という意見もありますけど、
やっぱりかさばりますよね。
店側もアプリにした方がいいのは分かっている場合も多いんでしょうけど、
どうしてもね、お金がかかっちゃうから、アプリにするのは
躊躇してしまう。
その点、NoCodeだったら、自分でポイントアプリを作れてしまう。
通知機能を付けておけば、セールの通知で集客もできる。
まぁ、これはほんの一例ですけど、高いお金を出すまでもないけど
あるに越したことはない、なんていうツールは
自分で作れたりもしてしまう。
もちろん、プラットフォームがサービス終了したら使えないとか、
増やしたい機能があっても、複雑な機能の追加はできないとか、
いろいろ制限はあります。
だけど、いざ、アプリが不評で失敗作に終わったとしても、
もともと自分で作っているから、せいぜいアプリを作った時間が
無駄になってしまうくらいですよね。
そして、そのアプリを作っていた時間で、アプリ制作のセンス、
ノウハウを学べたので、次に別のアプリをNoCodeで作るときは、
もっと短期間で、もっと使いやすいアプリを作れるように
なりますよね。
これが、開発依頼して作って失敗したら大変です。
銀行からお金借りて作ったりしていたら、莫大な借金だけが残ります。
そういう意味でも、エンジニアではない、地方の事業主は
NoCodeをチェックしてもいいかもしれません。