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フリーランスより正社員のままでいるべきエンジニアの特徴

正社員のままにわがままに

フリーランスエンジニアは稼げる!

という情報がバンバン飛び交っています。

確かにフリーランスエンジニアは稼げますし、

僕自身も年収が二倍になりました。

ですが、必ずしも、エンジニアが全員もれなく

フリーランスになるべきかというと、

そうでもありません。

というわけで、今回は、フリーランスよりは正社員のままがいい

エンジニアの特徴を3つお話ししようと思います。

はい、それでは、いってみましょう!

正社員のままの方がいいエンジニアの特徴1つめ。

気が強い人

え、そういう人の方がフリーランスの方が向いているんじゃない?

と思うでしょう?

絶対正社員の方がいいです。

正社員というのは、かなり法律で強く守られています。

一度雇うと、相当強い理由が無い限り会社の方からクビにできないんです。

なので、使える権利を全部使い、仕事の労力を最小限にする人が得をします。

リリース前の忙しい時期でも、絶対に残業しない。

給料についても、節目の時期に会社に給与交渉を持ちかける。

飲み会のイベントには絶対に出ない。

理不尽なことを言われたり、パワハラされた時の証拠を押さえる為に、

常にICレコーダーを忍ばせている。

いざ、会社を辞める時に、損害賠償できるようにするためですね。

有給は必ず使い切る。

福利厚生ももれなく使い倒す。

仕事はスキあらばサボる。

経営者目線だと、怒りがわき起こるかもしれませんけど、

これくらいのことでは、懲戒免職とかできません。

そういうのを分かった上で、権利だけ使い倒します。

フリーランスだとこうはいきません。

仕事で手を抜こうものなら、契約終了もしくは単価の引き下げです。

サボると自分が損をしますからね。

正社員はギリギリの限界までサボった方が得です。

出世できないから、損だ、と思う人もいるかもしれませんけど、

その話は、特徴3のところで話します。

正社員のままの方がいいエンジニアの特徴2つめ。

副業をしている人

これも、フリーランスの方がしやすい、と思った人が

いるんじゃないでしょうか。

いろんな会社で、社則に「副業禁止規定」が入っていますからね。

実は、会社で副業を禁止させることはできません。

副業をしていたからといって、懲戒にはできません。

なので、法律的には、フリーランスだろうと正社員だろうと

副業はできます。公務員だけですね、副業が禁止されているのは。

そして、副業は、正社員の方が得をします。

これを理解するには、社会保険制度を理解する必要があります。

正社員は全員、健康保険に加入しています。

この健康保険の保険料は、社会保険料として、毎月天引きされています。

この社会保険料は、給料によって金額が変わります。

給料が高ければ、社会保険料も高い。

給料が低ければ、社会保険料も低い。

社会保険料は、会社からの給料から計算されています。

この時、あなたが副業で事業所得を得ているとします。

事業所得とは、パートとかアルバイト以外での収入と思ってください。

アフィリエイトとか、転売いわゆるせどりとか、

動画編集とか、YouTubeとかの収入です。

こういう収入は、社会保険料の計算に使われません。

なので、どれだけ副業の収入があっても、社会保険料は増えません。

正社員なら、厚生年金や、社会保険は

会社が半分負担してくれます。

クビにも簡単にされないという、安全な状態で

副業を頑張れるので、副業で成果が出ている正社員エンジニアは

正社員のままの方が得かもしれません。

ちなみに、正社員のままでも、法人を作ることは可能です。

知り合いにそういう人がいます。その人は、50個くらい法人を持ってて、

全部黒字です。コロナショックでどうなったかはちょっと分かりませんけどね。

正社員のままの方がいいエンジニアの特徴3つめ。

大企業の正社員

たぶん、そのまま正社員の方が、生涯年収は高いと思います。

年功序列はなくなったかもしれませんけど、

終身雇用は労働法が強く守ってくれているので、簡単には崩せません。

大企業のリストラのことがニュースになりますけど、

あれは希望退職者を募集しているだけです。

巧妙なマニュアルを作って、どうにかダメ社員だけピンポイントで

クビにしようとしている大企業が存在するのは事実です。

ですが、裏を返せば、それくらい巧妙に仕組まないと、

正社員というのは簡単にクビにできないという事実の裏返しともとれます。

スキルアップして評価されて、出世すれば、

さらに給料アップです。下手な中小企業の社長より収入ありますよ。

そして、労働契約法第9条によって給料というのは、

一度設定すると、簡単には下げれないんです。

なので、高い給料を一度もらったら、その給料から下がることはありません。

定年まで、クビになることもありません。

ここで大事なのは、上場企業と、大企業は違うということです。

上場企業は、給料安いところもブラック企業もたくさんありますからね。

あと、大企業も倒産するよ、という話も聞くかもしれませんけど、

ニュースになるということは、大企業の倒産は珍しいということです。

ニュースって珍しいことだから報道するんですよ。

主婦が犬の散歩をしました、なんてニュース流れないでしょう?

珍しく無いからです。

ということなので、そうそう滅多に大企業は倒産しません。

正直、僕もフリーランスでそれなりにいい収入ですけど、

サイバーエージェントとかメルカリとか、ラインとか

お呼びがかかったら、すぐに正社員になります。

もちろん、YouTubeは続けますけどね。

その場合は、

「メガベンチャーエンジニアえのき」

というチャンネル名で再出発することでしょう。

なんだかんだいって大企業は最強です。

逆に言えば、中小零細SESの正社員は最悪です。

不安定で、給料安い。いつ倒産してもおかしくないのに低収入です。

そして、福岡の大多数のエンジニアはここに属しています。

そこで、特徴1で出てきた、「出世」の話が出てきます。

中堅企業の会社なら出世はアリだと思います。

でも、大多数のエンジニアが所属している中小零細SESでは

出世しても、責任が重くなるばかりで、給料は大して上がりません。

残業は多いけど、役職者だから残業代は出ない、なんてことになったら、

時給換算だと、平社員の方がマシということも多いです。

ということで、特徴1の話に戻りますけど、

零細企業に限っては、出世できないのは損ではない、ということです。

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